テアシスを学ぶ

コアコースのプログラムのステージを上げます

こんにちは。

川口です ( ̄∠  ̄ )ノ

 

現在、TEASHISでは

TEASHISのプロ会員が学んでいる

【プロフェッショナルプログラム】

コアコースの会員さんが学んでいる

【コアプログラム】

 

ベーシックコースの会員さんの

【ベーシックプログラム】

 

をご用意しています。

 

 

プロフェッショナルプログラムは、

TEASHIS代表川口が施術の現場で使っている

最新の理論、技術をそのままお伝えしているもので、

理論上、技術さえあれば川口と同じことができます。

 

これまでのコアプログラムでは、

コアコースの皆さんにいずれプロフェッショナルプログラムをお伝えするための予備知識や、

基礎技術、応用技術を様々な技を通して身につけてもらっていました。

 

 

ただ、TEASHISプログラムは既に完成されたものではなく、

川口自身が毎日、現場での施術を通して、

日々理論や技術をアップデートしています。

 

特に今年1年間は革命的な発見が相次いだ1年で、

数年前に体の歪み解析メソッドを確立した時以来の大きな転換期となりました。

 

大げさでなくこの1年でこれまでの5年分くらいのレベルアップを一気に遂げています。

 

今年の3月以降に在籍しているプロ会員さん達は現在これに取り組んでいて、

今その理論に技術がついてくるよう一生懸命トレーニング中です。

 

彼らは

たとえ知識を得ても技術は簡単に身につかない。

ということをよく知っているので、

複雑な理論を実際に使えるようになるために必死です。

 

最近では自分の体の使い方から見直して、

「より効率的な力の伝導」や、

「関節の運動軸を捉える」ための修練を積んだ結果、

プロ会員もこれまでよりさらに高いステージに立てるようになってきました。

 

しかし、

このままではプロコースとコアコースとの差がまた大きく開いてしまいます。

 

練習量や研修の回数の違いもあって、

正直コアコースの皆さんの仕上がりには少し焦りを感じていましたが、

ここ半年くらいコアコースの研修会が非常に盛り上がってきました。

(やっぱりコミュニティが熱を持ち出すと良い相乗効果を産むんですね)

 

その結果、メンバーの技術レベルが急激に上がってきました。

 

そこでこの機会に新年1月から1年くらいかけて新しいプログラムをスタートさせ、

コアコースも今のプロコースと同じレベルにまで引き上げようと思っています。

 

 

【どのように変わるのか】

TEASHISの施術の流れは、

 

まず『体の歪み解析メソッド』を使って「歪みのタイプの分類」「呼吸タイプの分類」の確定をした後、

症状にかかわらず体の歪みを修正するための技をかけます。

 

その時、従来では「これから体のどこに、どの技をかけるのか?」

ということについて、技の選択に法則性はありませんでした。

 

つまり、

「どこでもいいから施術者が得意とする技を使う」

というような非常にざっくりとしたものでした。

 

この背後には従来の施術法の

「体のどの場所に刺激を入れても全身に影響する」

というところを曲解してしまっていたものがあります。

 

確かに全身のどの場所に技をかけても、検査が間違っていなければそこそこ結果は出ます。

 

しかし、あくまで「そこそこ」です。

 

良かれと思ってかけている技にはプラスの刺激とマイナスの刺激が混在しています。

 

より精度の高い検査法の開発により明らかになりましたが、何度も同じ技をかければかけるほど余計に歪みが強くなってしまいます。

 

今まででも、「さっきは良かったのにもう一度技をかけるとおかしくなってしまった…💧」

ということが多々ありました。

 

もっと背骨をまっすぐにしたいのに

「そこそこ」で終わらせなければ良い仕上がりを逃してしまう…

というジレンマです。

 

そのやり方でも

結果的には「そこそこ」体は揃います。

 

けど

本当にひどい症状の体には通用しません。

また、長期にわたってその施術を受け続けた場合、

マイナスの刺激が蓄積し、体にとって好ましくない事態になってしまいます。

 

TEASHISが目指すところは

簡単な症状がそこそこ取れればいいというものではなく、

たとえ癌患者であっても対応して、きっちり結果を出せるレベルを目指します。

 

そのためにはできる限りマイナスの刺激をなくし、相当深いところまでプラスの刺激のみを入れる必要があります。

 

 

新しいステージでは

『このタイプの体にはやってはいけないが、このタイプにはやらないといけない事』

そして

『体のどこに、どのような刺激を入れればよいのか?』

という問題を解明します。

 

そうすると上に書いたジレンマが解消され、

安心して技をかける事ができます。

 

 

僕自身、この新しいプログラムの法則を発見し確立するまで、

多くのリスクを追いながらトライアンドエラーの繰り返しでした。

 

法則を発見しても今までの技では純粋にプラスの刺激を入れる事ができなかったので、

これまで長く使っていた技を解体して全く新しく作り直し、やっと使えるようになりました。

 

今では、患者様の症状が改善するまでの期間が相当早くなっています。

歪みを修正した体も以前よりかなり長く維持できるようにもなりました。

 

実際に癌を抱える患者様も数名診ていますが今の所、絶好調の状態が続いています。

(これについては生活習慣や環境、食事など取り組んでもらいたいことがたくさんあるのでまだまだ課題が山積みです)

 

 

【プログラム概要】

新しい施術プログラムでは、

体の中の技をかける場所が10系統あります。(2020年12月現在)

 

10系統のうちたった1つだけが施術ポイントとして使用することになります。

 

それを毎回の施術時に見極めなければなりません。

同じ人でもしょっちゅう変化するためです。

 

その10系統のうち1つを確定させるためには、1系統につき1つづつ専用の技をかけて検証します。

そうするとひとつの系統だけうまく適合するのが見つかります。

 

確定してしまえば、

その1系統を除いてあとの9つの系統は使用できません。

 

正確に検証するためには

精度の高い検査と、その系統に必要なプラスの刺激だけをシンプルに入れる技が必要です。

 

その正確な技と、より精度の高い検査法を1年かけて身につけてもらいます。

 

10系統のうちいくつか得意なのを身につければよい、というものではありません。

 

10全て身につけないと意味がないのです。

 

この10ある系統は鍼灸で言うところの

『経絡』を使います。

 

経絡というのは身体中をくまなく巡っている『気』の通り道です。

 

僕はこの経絡が筋骨格神経系でつくられる体の歪みに直結していることに気づきました。

 

経絡は、正経十二経や奇経八脈などもっと複雑なものがありますが、

TEASHISではこの中の10の経絡をピックアップしました。

 

例えば足の内側に「足の厥陰肝経」という経絡が通っています。

この場所には足の「内転」という運動を担う内転筋群があります。

「内転」という運動に拮抗するのは

「外転」です。

外転という運動を担う筋群は足の外側を通っており、

そこには「足の少陽胆経」という経絡が通っているのです。

 

「内転」に対して「外転」が拮抗しているように、実は東洋医学の世界では

「肝経」に対して「胆経」が、

「陰」に対して「陽」という「表裏」の関係性で位置付けられています。

 

体の歪みを勉強してきた人はよくご存知だと思いますが、

内転と外転は常にバランスを取りあっています。

 

同様に

回旋など他の手足の運動系にもそれぞれの経絡が対応していて、

そのバランスがうまくとれている時、

体の構造と内部環境も正常に機能します。

 

体が不調の時、すなわち体が歪んでいる時はこの経絡のバランスが崩れ、

同時に筋肉骨格神経系統もバランスを崩しているのです。

 

このバランスをとるために上記に書いているように、

10の経絡のうちひとつの経絡を選択して、

その経絡だけに対応する専用の技をかけます。

 

的確に技が決まると全ての経絡のバランスがとれます。

 

遠回りをせず最短でゴールへ到達するためには必須のプログラムです。

 

 

もちろんこれまでのコアコースで学んだ大原則

・歪みを作る物理的な力の流れを利用する『順逆理論』

・このタイプの人にはこの呼吸の技を合わせなければいけない、という『呼吸タイプの分類』

などはこれからもフルに使います。

 

『体の歪み解析メソッド』や、

飛躍的に精度を高めた『新検査理論』とともに、

これまでの土台の上に、これから新たに学ぶ技術が積み上がります。

 

早速新年1月からスタートです。

 

1年後には今のレベルを振り返ると

「だからあの時、あの患者様を治すことができなかったんだ…だけど今なら治せる自信があるな!」

となりますよ( ̄ー ̄)ニヤリ

 

それでは今日はこの辺で。

長文最後まで読んでいただきありがとうございました( *ˊᵕˋ)ノ

ABOUT ME
川口太威智
【取得資格】柔道整復師、鍼師、灸師、あんま指圧マッサージ師【主な活動】治療院を運営する傍ら(株)TEASHISの代表を務め、東京と大阪で毎月医療従事者を対象に技術セミナーを開催しています。TEASHISの技術を導入した整体院・整骨院は関東・関西に40店舗以上。ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス・ハワイ・台北・シドニー・ケアンズ・バリ島など海外での講演実績も多数、平成28年は3日間で7000名の医師・歯科医師が参加した医学会(抗加齢医学会)でも講演しました。国内外問わず治療家・育成家として活動しています。