皆さんこんにちは
川口です(・∀・)b
今年最後の研修会お疲れ様でした。
いかがでしたでしょうか?
ベーシック、アドバンス、コア、プロ
それぞれのコースで一段ギアを上げた内容をお伝えしました。
頭から煙が出てきた人、
目からうろこが落ちて「それを知りたかったんです!」と興奮気味に話してくれた人、
様々だと思いますが、
僕としてはできる限り自分のイメージを具現化できるように教え方をバージョンアップしたいと思っておりますので、
もし分からなければどんどん質問してくださいね^^
さて
先日、僕の患者様であり、メンターでもある某、信太山新地の遊郭のオーナーにすごいお店に連れて行ってもらいました。
ちょうど一年前にその方とお食事をしていた時に「すごいお店があるので先生をお連れしたい」と予約していただいたら
なんと一年待ち💧
そして待つこと一年
北新地にあるビルの一室で
カウンターのみ8席
18:00~
と
20:30~
の1日2回転
客単価8万円でワインやシャンパンなど頼むと1人10万円越え💦
それが1年間予約で埋まっていて、
なんと食べログで、大阪2位!(゚ロ゚)
(1位が気になるところですが…)
メニューはコースのみで、
同じメニューは二度と出さないという徹底ぶり(๑ ˙൧̑ ˙ ๑)
先週知り合いの別の社長がその店に行ったら隣にEXILEが座っていたそうです( ˙꒳˙ )oh……
別に食レポをするつもりで書いているわけではないんですが、
いきなり前菜に〇〇で捕れた何百キロのマグロのトロと、〇〇産のカブを〇〇したソースをあえて、その上に〇〇の最上級のキャビアをどっさり…
あとは出るわ出るわ、どの食材もこれでは利益が出ないんじゃないかというくらいの高級素材を、おそらく相当な料理の腕とアイデアで、マジで食べたことがない異次元の美味しさでした。
お店を出た時、最初に出た言葉は
「美味しかったですねー」ではなく、
「凄かったですね…💧」
でした(^-^;💦
そこで感じたことは、
まず、こんなやり方や値段設定で経営が成り立つんだな、ということ
それと、間違いなくこれを食べられるのは世界でここだけだということ
そして驚いたのは僕を連れてきて下さった方も、周りの他のお客さんも、帰る時に次回の予約を複数取って帰っていたこと
たまたまキャンセルが出ていたようなので次回は3月、
その他はやはり1年後のようです( ˊᵕˋ ;)💦
これって、ニーズとウォンツでいうとニーズ(必要性)ではないですよね?
こんな贅沢なものを食べなければならないという必要性なんかないですから
ウォンツだけですよね
その欲求を満たす要素があちこちに潜んでいることがわかりました
まず、
・予約が取れない
・異常といえるほどの美味しさ
・食材のことや調理法についての知識と勉強量がかなりある事が伝わってくる話し方
・これでもか、というくらいの高級食材のオンパレード
店自体はキレイですが決してめちゃめちゃお金がかかっているわけではなさそうです。
マスター1人だけなので料理の話以外はほとんどしません。
最低限の接客態度という感じです。
良いお店作りの条件としてよく言われている
4ヶ条
〈正確性〉そのお店の1番ぶれてはいけないこと。飲食なら美味しさ。治療院なら治すこと。
〈便利さと快適性〉お客様が快適かつ便利であること
〈パートナーシップと提案〉お客様によりそって、より良いサービスを提案すること
〈メンバーシップ〉その店のメンバーであることを誇りに思ってもらえること
に照らし合わせると
正確性…期待を大きく上回る美味しさと見たこともないすごい食材で突出している
便利さと快適性…予約が取れないという不便さがあるので点数低し
パートナーシップと提案…これもお客様が希望する料理ではなく何が出てくるかわからないコース料理なので点数は低い
メンバーシップ…これは突出していますね。
「大阪で食べログ2位」っていうクチコミ
「こんな凄いお店に行ったよ」って、すでに僕あちこちに自慢してますから( ̄∀ ̄)
この4つは全て大切だけど、一番大事な「正確性」が際立って突出していれば、
後は平均並みであったとしても、
あれほど高額な金額設定で、しかもクチコミだけなのに予約が1年間埋まるんだなぁ…
と気付かされます。
逆にいくらお店の立地が最高で、超快適なお店の作り、
お店の人の人柄が素晴らしくて、
雑誌やCMでよく見かけるお店だとしても、
飲食店で一番大切な正確性である味が「マズイ💧」だと、クチコミどころか悪評が拡散されてしまいます。
これは僕らの業界にもピッタリ当てはまります。
僕らの仕事の最低限の正確性は「治すこと」です。
ここを疎かにして、人柄やサービス、スタッフ教育やお店作りに励んでも、
治せていないとじわりじわりと患者さんは離れていきます。
残念なことに僕はそんな治療院、治療家をいっぱい見てきました(´・・`)
最低限の仕事である痛みを治すのが「ニーズ」
患者さんは痛いのを治してもらうのは当たり前だと思っています。
だから、痛みが取れれば来なくなります。
でもTEASHISの技術は
痛みがとれたその先。
今まで体験したことがない気持ちのよさや体の軽さ、
嘘みたいに呼吸がしやすくなれば目もぱっちり明るくなる、
さらにスタイルも良くなり、
スポーツのパフォーマンスまでも劇的に向上させることができる世界でも類を見ない技術です。
これは「ウォンツ」です。
そのレベルにまで自分の技術を高めると、
痛みが取れても「あの気持ち良さをまた味わいたい」と
恒常的に予約を取って来院してくれるようになります。
SNS集客や、治療院コンサルタントの集客手法がでまわっている今、
どこのホームページを見てもゴッドハンドだらけです。
僕のところに来院される患者様も「今までゴッドハンドと呼ばれる先生の所に通っていました」という人がたくさんいらっしゃいます( ˙-˙ )
最近とくにその傾向が強くなっていると感じています。
「あのゴッドハンドはダメだ」
と言いふらされないように、
しっかり地に足をつけて本業を大切にしたいですね^^