みなさんこんにちは。
川口です(^-^)
僕は日頃テアシスプログラムを通して、
体の歪みのしくみや、そのなおし方の技術や理論をお教えしていますが、
今日は「教える」ということについて考えてみました。
これを逆に考えれば「学ぶ」ことについても気づきがあるのかもしれませんね(◦ˉ ˘ ˉ◦)
同じことを聞いても100の学びや気づきがある人もいれば、
下手したら全くとんちんかんな受け取りをしてしまっている人もいるかもしれません。
これってとても怖いことですからね(^-^;💦
まず
人にものを教えるにあたっていくつかの条件があると思います。
【教える資格】
【教える能力の有無】
【そもそも教える気があるのかないのか】
【教える資格】というのは、
その人がある事柄を人に教えるときに
「経験」「知識」「技術」「実績」etc.
をちゃんと有しているかどうか。
実際によくある話ですが、
自分が経営している治療院の運営がうまくいかないから、
治療技術や経営のセミナーを始めたという人。
僕はそういう人を実際に何人も知っています(ーー゛)
また、「集客のコンサルタントです!」
と看板をあげながらちっともお客さんが集まらない人💧
これほど説得力がないものはありません
お陰様で僕の治療院は数年前から一切の集客をやめましたが、
毎月新規の患者様が20人前後とだえることはありませんし、
毎日診る患者様の数も平均30人くらいを何年もキープしているのでこの条件はクリアしているんじゃないかなと思います。
次に
【教える能力の有無】
これは非常に大切なこと
しかし簡単なことではありません。
僕は一介の治療家でありながら講師として人様にものを教える立場になりました。
それまで人に何かを教えるという教育を受けたことがなかったので、
様々なセミナーを受け、認定講師としての検定試験に合格してプロ講師としてのスキルを学びました。
そこで学んだことは
今まで当たり前のように人に何かを伝えてきたつもりだったけど、
そのほとんどが僕の思うように伝わっていなかったということです。
いかに「伝える」ということが難しいか💧
とくに僕らの治療業界は感覚的な要素が多分にあります。
力の入れ加減などの感覚的な要素を伝えるのは非常に難しいです。
僕も昔鍼灸を学んでいた時に、
先生が感じている感覚がわからなくて苦労しました。
今もどうすれば僕の感覚を伝えることができるのか、日々模索中ですが、
できるだけ感覚的なものも言語化したり、
イメージしやすいよう様々な道具を使ったり、
図に描いて伝えたり工夫をしています。
最後になんと言ってもコレ↓
【そもそも教える気があるのかないのか】
つまり教える情熱を持っているのか?
これが一番大切です。
その先生にいくら実績があり、
教えるスキルが豊富でも、
教えるということに対する情熱がなければ全く役に立ちませんし、
生徒も成長しません。
これも治療業界あるあるですが、
いまだに
「治療技術を教えるということは商売がたきを増やしてしまう」
という考えが根強いですし、
そういう先生をたくさん見てきました。
そういう考えを持った先生が教える立場になるとどうなるか?
当然、一番大切なことは教えないまま生徒を振り回しています。
僕自身、修行時代(今でも修行中ですが)なかなか核心を教えてもらえなくて苦労した経験があります。
今となってはっきり言えることは、
「教えることによって自分の学びがより深まる」
ということです。
どう伝えたらこの人が理解できるのか?
どのように教えたらこの技ができるようになるのか?
毎日こんなことばっかり考えてると、
ときどき自分の中にすごい閃きが起きて、
新しい技の開発に繋がるといったことが今まで何度もありました。
何より
僕が教えた生徒さんがテアシスを使って、
その人の患者さんが元気になるというのは純粋に嬉しいものです(◦ˉ ˘ ˉ◦)
テアシスも僕もまだまだ発展途上
皆さんにお教えしながら、僕も一緒に成長させていただいています(^-^)
それでは、今日はこの辺で。
最後まで読んでいただいてありがとうございました!