研修生へ

学び方のコツ

皆さんこんにちは

川口です^^

 

前回のブログは反響大きかったですねー

 

「合気道で習った動きに似てる」

とか

「(ニュートラルが自然にできるようになったので)そのあとの

サイドへの操作の感覚がつかめた」

とか(◦ˉ ˘ ˉ◦)

 

中でもとても核心をついた感想をくれた方がいたのでシェアしますね

IMG_1791

 

まさにニュートラルの際の理想の手の動かし方です(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧

 

この方はコアコースの先生ですが、

日頃から非常に熱心にセミナーに参加されています。

 

今回のヒントでこれまで蓄積されていたものが一気に開花したようですね(´∇`)

 

 

さて

キーワードは

脱力

シンプル

です。

 

これは治療技術に限らず、武道でも、ゴルフなどのスポーツや、ダンスなど

達人になればみんな同じことを言っていると思います。

 

「力を抜く」

 

簡単なようでなかなかできません。

けど、

今回のようにほんのちょっとのコツを知るだけで

いきなりできるようになることもたくさんあります。

 

僕自身こういう自分の手の動かし方を身につけるのに10年以上かかりましたが、

そのコツを皆さんが知ることで大いに習得への時間短縮になるのではないか、と

考えています。

 

 

という流れがきたので

今日は「学び方」のコツをお話ししましょう(・∀・)b

 

 

何かを習得しようとした時に、

【ノウハウ(やり方)】

というものがあります。

 

そのノウハウの上位にそれを構成する

【マインド(考え方)】

があります。

 

さらに上位に位置するのが

【感覚】

です。

 

IMG_3975

 

 

これをテアシスの技術習得に当てはめれば

 

【ノウハウ(やり方)】

 

というのは、

手順など技のやり方です。

 

何度かやり方を聞いたら、もうそれで

「できた♡」

と勘違いしてしまう人が多いですね(´・・`)

 

残念ながらそれで人の体を治せるようになった人を見たことがありません。

 

これは僕自身、これまでひとつの技を何度

「極めた( ー̀дー́ )」

と勘違いしたことか…

 

できたつもりになっていただけです( ˊᵕˋ ;)💦

 

 

次に

ノウハウより大切なのがその上位にある

 

【マインド】です。

 

からだの歪みってどういう仕組みになっているのだろうか?

 

技をかけて歪みが改善するのはなぜなのか?

 

逆になぜうまく技がかからないのか?

 

この痛みはどこがどうなって発生しているのか?

 

 

といった掘り下げた考え方をいいます。

 

 

テアシスの「体の歪み解析メソッド」などは

まさにこの考え方を徹底的に掘り下げないと使いこなせません。

 

このマインドを「ダウンロード」してる人はたくさんいますが、

 

「インストール」している人は非常に少ないです。

 

「ダウンロード」

「インストール」

 

このふたつは全く違います。

 

PCをアップグレードする時にソフトウェアをダウンロードしますよね。

 

で、そのソフトをデスクトップに並べていてもPCの容量を食うだけでスペックは全く変わりません。

 

インストールしてはじめてスペックのグレードが上がります。

 

 

多くの人はマインドをダウンロードする所まではたどり着きます。

 

でもそのままでは「ただ知っている」というだけです。

 

考え方について語ることはできるけど、

実践して腑に落ちる所まで行っていないので、

ただのマインドコレクターになってしまっています。

 

とことん実践して

「うん、確かにその通りだな」

と、頭ではなく腹で理解する感じ。

 

これを「腑に落ちる」といいます。

 

それがインストール。

 

本当にインストールできていれば、

治療家としての軸がぶれることはありません。

 

 

そして

マインドよりさらに上位にあるのが

【感覚】です。

 

この、感覚という境地。

 

恥ずかしながら僕は最近やっと味わえるようになってきました。

 

今までは患者様と向き合うとき、

猛烈に脳みそをフル回転させていたのが、

 

「ふっ」と。

 

それこそ「なんとなーくわかっちゃう感じ」

 

もちろん、その後で論理的にメソッドを使って答え合わせをしますが、

そういう感覚を得た時はたいてい合っています。

 

 

この「感覚」というものについて、

 

とことん考えを掘り下げて掘り下げて実践しまくって、身につける。

 

という考え方と、

 

その感覚に既にたどり着いた人の感覚を自分に写す。

つまり先に「感覚」に触れることによってマインドをインストールすることができる。

 

と考える人もいます。

 

僕は前者でしたが、

今ふりかえってみれば後者の方が良さげな気がします。

 

いずれにせよ、

「知っているということ」と「できるということ」は違う、ということですね( ˙꒳˙ )oh……

 

今回は長々と哲学的なことを言いましたが、

「学ぶコツ」についてはまだ続編がありますのでまたの機会に…

 

今日のお話が皆さんの参考になれば幸いです。

 

それでは今日はこの辺で。

質問、感想いただけるとめちゃめちゃテンション上がります(*´艸`*)

 

最後まで読んでいただきありがとうございました(◦ˉ ˘ ˉ◦)

 

 

 

 

 

ABOUT ME
川口太威智
【取得資格】柔道整復師、鍼師、灸師、あんま指圧マッサージ師【主な活動】治療院を運営する傍ら(株)TEASHISの代表を務め、東京と大阪で毎月医療従事者を対象に技術セミナーを開催しています。TEASHISの技術を導入した整体院・整骨院は関東・関西に40店舗以上。ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス・ハワイ・台北・シドニー・ケアンズ・バリ島など海外での講演実績も多数、平成28年は3日間で7000名の医師・歯科医師が参加した医学会(抗加齢医学会)でも講演しました。国内外問わず治療家・育成家として活動しています。