こんばんは
川口です( *ˊᵕˋ)ノ
明日はプロコース
明後日はベーシックからコアコースの研修会です。
(書いている間に日付が変わっちゃいました💦)
台風来てますね💧
幸い今回の14号は上陸はしなさそうです。
ただ相当雨が降りそうですからプロコースの研修会に参加する先生はくれぐれも気をつけていらしてくださいヾ(・ε・`*)
さて、先日コアコースのとちの先生とLINEでやり取りしていたのですが、
素晴らしい内容だったので紹介しますね。
とちの先生はお家の事情でここ何回か研修会をお休みされていますが、
その間もしっかり技術を磨いているとの事です。
僕はいつも軌可動検査1のとき、
「患者さんの肘を落としましょう」
「くるんが大切」
と言っていますが、
それについてとちの先生が何か知見を得たみたいです(´∀`*)

素晴らしいですね〜
(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧
ほんとによく研究されていると思います。
基本的には合っているのでもう少し掘り下げてみましょう。
まず、僕が使っている言葉の
「肘を落とす」
「くるん」
は少し抽象度が高いです。
抽象度が高いと、実は情報量は多いのですが言葉が少なくなってしまいます。
そうすると一見するとイマイチ意味がわからなくなってしまいます。
その場合、
「一体なんのためにそうするのか?」
と考えてもらいたいのです。
とちの先生が仰っていた
「上腕の軌道を感じるため」
というものや、
他にも
「関節の遊びをとる」
「それぞれの肩関節の位置の、床からの高低差を測るため」
など、ちょくちょく研修中に出てくる言葉ですね。
これらは間違いではないのですが、
抽象度が低いので
枝葉末節の部分になります。
これに囚われてしまうと枝葉末節がたくさん出てくるので、
その対処法も同じ数だけ必要となり、
習得がとても難しくなります。
ではどうすればいいか?
実は
「肘を落とす」
と
「枝葉末節」
の間が抜けてしまっているのです。

ここに当てはまる事柄、わかりますか?
これがこれら全てに共通する、
押さえておくべきポイントになります。
答えは
「肩関節の位置を固定する」
です。
これができれば
肩関節の軌道もとてもハッキリ浮かび上がりますし、
関節の遊びがとれて、軸を捕まえやすくなりますし、
床からの距離もハッキリするので高低差も掴めます。
このように一つの課題における複数の問題を解決するためには、
全てに共通するグランドセオリーを探すことをオススメします(´ε` )
さて、テーマがハッキリしました。
「関節の位置を固定する」
この方法論ですが、
ズバリ言います。
【体がアクセル】
【手はブレーキ】
です。
????また変なことを言い出したぞ??
となりそうですね💦
検査1で患者の手を自分のほうに持ってきますが、
その時に自分の手で持ってこないということです。
自分の手の役割は【ブレーキ】なのです。
体で自分の方へ持ってきながら、
患者の肩関節の位置を固定するために自分の手でブレーキをかける、
というイメージです。
手と体の役割をハッキリ分けてください。
ほとんどの人は手で引っ張りながら(アクセル)、手でブレーキをかける。
もしくはノンブレーキで引っ張ってしまっています。
これでは患者の肩関節は頭上へズレてしまいます。
それを阻止するためにブレーキをかけるのですが、
人間は手でアクセルをふかしながらブレーキをかけることはできないんです。
なので体と手の役割分担をハッキリさせて、明確に分ける必要があるのです。
おわかりですか?
「肘を落とす」
というのは、
「関節の位置を固定する」ために
「ブレーキをかける動作」ということなのです。
この辺りの解説も研修会でやりましょうか( *ˊᵕˋ)ノ
このように、
オンライン上でもできる限り皆さんの質問、疑問にお答えしたいと思っています。
何かしらの事情で研修会にはさんかできていなくても、
とちの先生のように個人LINEで質問をくださればお答えしますし、
内容が良ければみんなに紹介したり、
研修会でも取り上げようと思います。
研修会の現場だけでなく、
オンライン上でもどんどん盛り上がって
みんなで学ぶ【場】が作られたらいいな、と思っています(*´ω`*)
それでは今日はこの辺で。
また感想いただければ嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ