研修生へ

『順逆理論』と『引き算理論』

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皆さんこんにちは

川口です( *ˊᵕˋ)ノ

 

先日TBS系のある番組でマスクについての特集をしていました。

 

マスクをすることの問題点を取り上げていて、

現在病院には「マスク頭痛」を訴える患者が一日に30人くらい来ているそうです。

 

やっぱり来ましたね💧

5月に書いた僕のブログに書きましたが、

患者さんの中でマスクをつけだしてから発症したパニック障害が何人も出ています。

その中の一人が言っていましたが、

「私の周囲に同じような症状の人がいっぱいいます」

と。

 

そろそろ真剣にマスクの必要性を考えることが必要かもしれません(´・_・`)

 

調べてみると

今の日本の状況(7/10現在)では、マスク自体にさほど意味はないそうです。

 

↓時間があったら読んでください。

https://www.a-takamori.com/post/200703

 

ただ、上の記事にも書かれているように、

「日本人は同調圧力に弱く、人と違うことをすることに耐えられない」

らしいです( ˊᵕˋ ;)💦

 

なので今の風潮で「マスクをするな」などと言えば、マスク警察どころか普通に周囲の人に白い目で見られてしまいます。

 

僕は患者さん達には「近くに人がいないマスクをしなくても良い環境なら、できるだけこまめにマスクを外してくださいね」

と言っています。

 

その上で、

前回の研修会で皆さんにお伝えした

『マスクによる強い体の歪みの出現を無力化する方法』

をお伝えしています。

 

これについてコアコースの大井先生から報告があったのでシェアしますね。

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まさにこれがお伝えした通りの

「感情の誘導」

です。

 

ちゃんと教えた通りできてますねー

(๑´ω`ノノ゙ぱちぱちぱち✧

 

確認しましょう

①体をきちんと揃える

 

②揃ったことを検査で確認してもらってからマスクをつけてもらう

これで歪みます

 

③そのまま検査して、

その場で歪んでしまったことを確認してもらう

↑ここで

びっくり!( ゚д゚ )

ガッカリ💧

ショック😱

なんでや???( ˙-˙ )

 

という反応が必ずでます。

 

④「マスク歪みを無力化するマスクの付け方」を

教えて、その通りにつけてもらう

 

⑤再度検査

 

⑥バッチリ揃う

なんでーψ(`∇´)ψ

不思議ー!

よかったー(T ^ T)

面白ーい!

というような反応が帰ってきます。

 

と、反応は様々ですが

手順通りに伝えることができれば必ず、

マイナスの感情→プラスの感情

に引き上げることができます。

 

これが信頼残高を上げるのに非常に大切です。

しっかり練習しましょうね(´ε` )

(前回の研修会を休んだ人は、次参加した時に必ず僕のところにやり方を聞きに来てくださいね)

 

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さて、前回6月の研修会では、上記のマスクのお話に加えて

TEASHISの理論の中でも中核をなす大切な

『順逆理論』

現在プロの先生方が絶賛取り組んでいる

『キーストーン理論』

に繋げるために絶対知っておかなくてはならない

『引き算理論』

をお伝えしました。

 

【順逆理論】

これは長らく研修会をお休みしている先生でも、少しでもTEASHISの技を使っているのなら絶対に知っておいた方がいい理論です。

 

これを理解することによって技の効果が劇的に飛躍します。

 

体の歪みを分析すると、

体の中でいろんな方向に力の流れ(ベクトル)が作用しています。

 

例えば

軌可動検査1で左の手が伸展性に作用しているとします。

 

その時肘関節において橈骨神経系が優位に働いているので、

肘は屈曲よりも伸展の方が強くなります。

 

この時の肘関節の

伸展方向のベクトルを『順』

反対に

屈曲方向のベクトルを『逆』

と定義します。

 

技をかける時には全て共通の原則として

 

『順』方向への運動とその切り返しは

『呼気』

 

『逆』方向への運動とその切り返しは

『吸気』

 

を使います。

 

「肘関節屈伸アプローチ」という技をかける場合、

肘を伸展から切り返しまでの『順』運動の時は呼気

肘を屈曲する『逆』運動の時は吸気です。

 

この原則は全ての技に共通するグランドセオリーです。

 

フェーズ1の技のような、触れるだけの技でも同様にこの順逆理論が当てはまります。

これは関節の運動だけでなく

筋肉や神経、更には経絡の流れにもベクトルがあり、それに順逆理論を当てはめます。

 

呼気と触圧を入れる時の力の方向を合わせることによって、

筋、骨格、神経系、経絡のバランスを調整することができるのです。

 

これが理解出来ていないと、

たとえ同じツボを正確に捉えたとしても

絶大な効果(症状の改善と歪みの改善)と、

逆に激しく壊してしまうくらいの違いがあります。

 

鍼灸を扱って、症状をとる(隠す)ことができても余計に体を歪ませてしまっていることが多いのはそのためです。

 

 

【引き算理論】

これは、これまでTEASHISを使って治療していく中で、

「初めは順調に良くなるんだけど、同じ人に長期にわたって施術してもある一定以上は良くならない」

「よく効く人には効くんだけど全体的にイマイチ治癒率が上がらない」

「治癒するまでの期間が非常に長く、それまでに患者さんに見限られてしまう」

 

というような人は知っておかなければならない理論です。

 

ベーシックやアドバンスコースの段階の人は

まだ気にしなくてもいいです( *ˊᵕˋ)ノ

 

その段階でやるべきことはひたすら持ち技を増やします。

そして、それを全身どこからでも技をかけられるように、技を磨いていきます。

 

右の股関節が閉じていたら開くための技

左の股関節が開いていたら閉じるための技

 

というように両手、両足、体幹の歪みに対して対応する技を増やす時期です。

 

そこで技の習得を通して、人の体の扱い方、持ち方、自分の体の使い方、軸のとらえかた、ポジションの取り方…

 

などの基礎をみっちり身につけるのです。

 

この時期がなければ経験を積むことができません。

少しでも多くの技を身につけ、

少しでも多くの情報を知り、

少しでも多くの人に触れ、

少しでも多くの病気、症状を診る。

この経験の蓄積がこの段階です。

 

これを足し算の時期といいます。

 

 

でも

そこそこ技が使えるようになり、

検査の精度も上がってくるとら

「あるラインまでは良くなるけど、それ以上進めなくなる時期が来ます」

(技や検査が未熟だとそれに気づきません)

 

実は

 

(↓ここが一番大切!)

人の体は全ての技を受け入れても良いようにはできていません。

 

人によっては

開いた股関節を閉じるための技は必要だけど、

閉じた股関節を開くための技をかけてはいけない。

ということが起こります。

 

それを知らずに、

その技が得意だからといって閉じた股関節を一生懸命開かせようと頑張っても全く効果がでないばかりでなく、

逆に歪みを強くしてしまうことになってしまいます。

 

しかも、厄介なのは、技をかけたその場ではうまくいったように見えてしまうことです。

でも潜在的に間違ったことをしているので、そのマイナスの刺激が体に残ったままその人をお家に返してしまうと、

「あとから酷く痛みが出た」

とか

「何度施術しても前に進まない」

「気がついたら変な病気を作ってしまっていた…」

というシャレにならないことになってしまいます。

 

なのでこの段階になると引き算の時期になってきます。

 

この体には

『何をしたら良くて、何をしたら悪いのか』

を明確に分類して、

良いものだけを残す。

という施術プランを立てなければなりません。

 

前回の研修会でお伝えしたのは、

患者さんをいきなり二つのグループに分けてしまう方法です。

 

これで一気に技を半分に絞ることができるということが分かったでしょうか?

 

これを突き詰めていくと、やがて

『キーストーン理論』

につながります。

 

体に張り巡らされている経絡の中からたった一つだけの経絡(キーストーン)を見つけて、

それを一点突破することに集中します。

 

そうやってできる限り不純物(マイナスの刺激)を取り除いて純粋なプラスの刺激だけで揃えた体には、

他のどの技をかけてもどうしてもマイナスが混ざってしまうのです。

 

この理論を知らずに長期にわたって施術をしてしまうと、そのマイナスが蓄積されるので上記に書いたような

シャレにならない事態になってしまうのです。

 

反対に

できる限りマイナスを取り除いて、プラスの刺激だけで施術を組み立てることにより、

施術時間の短縮にもなり、

施術の仕上がりも今までよりはるかにクオリティの高い仕上がりにすることができます。

 

今までは

「これはとてもじゃないけど治せないだろうなあ…」

と思っていたものもあっさり治ってしまうという奇跡のような症例が出てきます。

 

そうなると治療がもっと面白くなってきます。

未だに僕もこの面白さにどハマりしています。

 

さあ

今週末は研修会です。

土曜日はプロセミナー

日曜日はベーシックからコアコースのセミナーです。

 

この理論を念頭に置きながら研修会に臨んでください。

 

新たな発見が随所に見られるはずです。

 

きっちり学んで次のステージ目指して頑張りましょう(*´ω`*)

 

ABOUT ME
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川口太威智
【取得資格】柔道整復師、鍼師、灸師、あんま指圧マッサージ師【主な活動】治療院を運営する傍ら(株)TEASHISの代表を務め、関東・関西に20店舗以上の認定院を構えています。東京と大阪で毎月70名以上の医療従事者を対象に技術セミナーを開催。ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス・ハワイ・台北・シドニー・ケアンズ・バリ島など海外での講演実績も多数、平成28年は3日間で7000名の医師・歯科医師が参加した医学会(抗加齢医学会)でも講演しました。国内外問わず治療家・育成家として活動しています。