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「あたりまえ」が失われるとき

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みなさんこんにちは。

川口です(*´ω`*)

 

世の中不安が渦巻いていますね。

 

ちょっと「不安」というものについて考えてみました。

 

 

先日ある患者様からメールが届きました。

 

『コロナの影響で家にとじこもっています。

TEASHISを受けると楽になるから行きたいのだけれど、

コロナが怖くて家を出られません。

施術を受けたいのですが不安です。

どうしたらいいでしょうか?』

というものでした。

 

今こういう人、たくさんいますね。

 

多くの人は何が何やら訳がわからないまま不安を抱えています。

 

この方にお電話をしました。

コロナについての知りうる限りの情報と、

TEASHIS本部で取り組んでいる感染対策を説明して、

もし必要であれば往診もしますよ。と不安の理由を一つ一つクリアにすると、

少し安心して来院してくれました。

 

この方は50代女性で、数年前にパニック障害と鬱病をお持ちでしたが、

TEASHISできれいに治って以来数年間調子よく過ごされていました。

 

それが今回のコロナによって家に閉じこもり、

毎日テレビに恐怖心をあおられているうちにまた呼吸ができなくなってきたそうです。

 

来院された時は駐車場についてもしばらく車から降りられず、

かろうじて院にたどり着いた時には

「ゼロゼロ、ヒューヒュー」と本当に虫の息という表現がぴったりな、

本当に辛そうな状態です(´・・`)

 

この方の場合、以前きっちり治しているので、

その日も一回調整したらすぐに回復して楽に息ができるようになりました。

 

それからまたすぐに来てくれたのですが、

 

「全然違います!!

息ができない時は見るもの聞くもの全てが怖くなり、

前向きになんて考えることができなかったです。

 

でも今は全然不安がありません。

 

自然とポジティブに考えられるようになりました。」

 

とおっしゃっていました。

 

 

よくマイナス思考は良くない。

ポジティブに考えましょう。

 

と言われていますね。

 

これは間違っていないと思います。

 

思考を訓練することで救われることを僕自身かなり経験してきました。

 

 

では、マイナスの思考というものは悪いものなのでしょうか?

 

撲滅しないといけないものなのでしょうか?

 

そうではないと思います。

 

 

人間の脳は元々

マイナスに考える部分と

プラスに考える部分の両方をもっています。

 

もしもマイナスに考える部分がなく、

100%プラスでしか考えない脳だと非常にアブナイです💧

命の危険を予測することができずあっという間に滅びてしまいます。

 

ヤバイな、不安だな、

 

というのは一種の生命維持装置のようなものなのです。

 

 

かといって、

脳の中がマイナスに支配されてしまうとあらゆる行動を制限してしまったり、

その悲観的な思考の行き着くところは、

 

『もうダメだ…』

自分で自分の命を断ってしまうことになりかねません。

 

大切なのはバランスですね。

 

生きていれば嫌なこと、辛いこと、苦しいことは必ず起こりますが、

それをマイナスで受け止めるよりも、

上手くプラスに転化させることで救われることが多々あります。

 

 

とはいえ、

体そのものが本当に辛い、苦しい状態、

 

例えば先ほどのパニック発作を起こして呼吸ができなくなってしまう患者様のような状況。

 

まさに「今」息ができず命の危険を感じているときに、

「明るく考えましょう」

なんて言ってられません。

 

エレベーターに乗ったら

苦しくなる。

 

車に乗ったら

死にそうになる。

 

その記憶は脳の生命時装置を起動して行動や思考に強烈なブレーキをかけます。

 

まさに見るもの、聞くもの、触れるもの、

全て不安で不安で仕方ない状態になってしまうのです。

 

この状況を打破するには不安の原因である体をさっさと治してしまうことです。

 

不安だからと家に閉じこもって、

運動しない

ずーっとスマホをいじっている

テレビを見て余計に不安を煽られる

 

これで体調を崩してしまう(体の歪みをひどくしてしまう)人がめちゃくちゃ多いです。

 

そんな状態でスーパーに買い物になんか行こうものなら、

真冬にすっぽんぽんで雪国に行くようなものです。

 

 

人って、

当たり前のようにあったもの

人、物、金、健康、情報…

 

それらが無くなる恐れがあるとき

強く不安を感じるようです。

 

 

特に呼吸は

数分止まるだけで死んでしまうのにもかかわらず、

普段は当たり前すぎて呼吸ができるありがたさを忘れがちです。

 

他にも、

 

歩けることも

 

眠れることも

 

食べられることも

 

排泄できることも

 

体がその機能を失ったときに初めてそのありがたさや幸せを思い出します。

 

 

僕がTEASHISをやっていて一番思うのは、

 

僕らは単に「痛みを治している」のではなく、

 

毎日の生活の中で忘れられがちだった

ささやかだけど不可欠な幸せを思い出すことができる。

 

当たり前のことができるようになる喜びを与えることができる、

 

本当に素晴らしい仕事をさせてもらってるんやなぁ…

と。

 

僕のところにTEASHISを学びにきてくれている仲間たちもこの部分を大切にして欲しいと思っています。

 

 

僕が年間のほとんどを仕事と勉強に費やすことを許してくれている僕の奥さんに

 

僕の理念に共感してTEASHISを学びにきてくれている仲間たちや、一緒に働いてくれるスタッフに

 

こんなに世の中の情勢が不安なときでも来院してくださる患者様に

 

素直に感謝できるようになりました。

 

 

「あたりまえ」の反対語は「感謝」だそうです。

 

 

前から知っていたつもりでしたが、

いまさらながら最近やっと腑に落ちました。

 

また一つ成長できた気がします(〃ω〃)

 

 

それでは今日はこの辺で。

最後まで読んでくださってありがとうございましたヽ(*´∀`)

ABOUT ME
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川口太威智
【取得資格】柔道整復師、鍼師、灸師、あんま指圧マッサージ師【主な活動】治療院を運営する傍ら(株)TEASHISの代表を務め、関東・関西に20店舗以上の認定院を構えています。東京と大阪で毎月70名以上の医療従事者を対象に技術セミナーを開催。ニューヨーク・ロサンゼルス・ラスベガス・ハワイ・台北・シドニー・ケアンズ・バリ島など海外での講演実績も多数、平成28年は3日間で7000名の医師・歯科医師が参加した医学会(抗加齢医学会)でも講演しました。国内外問わず治療家・育成家として活動しています。